あなたの会社のお客様は誰ですか?(ペルソナ設定)
2019年04月08日
「年末は、暖かい南国で過ごしたい。」
と考えている方に、スキー旅行のパンフを渡している・・・・捨てられるだけです。
これが家だと・・・
子育て世代の若い家族をターゲットとしている工務店が、新聞折込チラシをどんどん撒いている工務店。
結果、
「どんなに撒いても、反応がぜんぜんない。なんで~???」と嘆ている。
当たり前ですよね。
今、アパートなどに住んでいる若いご家族の多くは、新聞自体を取っていません。ですから、いくら新聞の折り込みチラシを撒いても、見てもらえるはずがありません。
集客を考える際に、まずあなたの家が欲しいと思ってもらうお客様を見つける必要があります。
これには「ペルソナ設定」を用います。
ペルソナ設定とは、建ててもらいたい理想のお客様がどのような人物かを特定していきます。年齢や性別だけでなく、職業、収入、家族構成など具体的に設定していきます。
ペルソナ設定で理想のお客様を特定することで、その人が喜びそうな商品やサービスを考えます。
また、販促を考える際にもその理想のお客様に響いてもらえるような販促物を作っていきます。
そして、その方にダイレクトに伝わることができる媒体を選び、集客していきます。
ペルソナ設定をする時の一番良いやり方は、
今まで知り合ったお客様の中で一番だった方を元に設定していきます。
また、新しく始める事業ならば理想のお客様を架空で設定します。
ペルソナ設定で特定の顧客像を設定した後、次にする事は・・・
そのお客様が家づくりをするときに、「どのように考えて行動するのか」「その時の感情は」ということを段階ごとに書きだします。
この流れをまとめたものを、カスタマージャーニーマップと言います。
家づくりの段階として
1.家づくりに興味を持つ、
2.情報収集をとる、
3.行動を起こす。
4.比較検討する。
5.(相談の段階を経て)決定する。
という家づくりの各段階毎に理想のお客様が考える事、行動することを特定します。
そして、その時のお客様の悩みや感情などを書いていきます。
販促物を作る際には、面倒でもまずこうした作業をして、理想のお客様とそのお客様が家づくりで持っているニーズ、ウォンツ、悩みなどを理解して、行動を起こさせるきっかけを検討する。
こうした事をすると、お客様にダイレクトに伝わる明確な販促物になります。