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社員に堂々と注意ができる方法(クレド)

 

社員に注意をして、

「ふてくされてしまったら、どうしよう。」

「反抗して、食って掛かってきたら・・・」

「会社の雰囲気が悪くなったら・・」

 

果ては、

「辞めてしまわないか。」

 

住宅事業をしていた時、小心者だった私は、社員に注意をする時に、こんな不安を感じていました。もちろん、社員から嫌われたくないという気持ちもありました。

 

ただ、注意をせずに見逃してしまい、

・ 社員になめられたくはないし、

・ 周りにも示しがつかない。

・ そして、その社員にもよくない。

その気持ちで、勇気を振り絞って注意をしていました。

 

その時に役に立ったのが、「クレド」です。

 

社員教育に抜群に効果があるクレドとは?そのやり方とは?

クレドとは、会社の憲法のようなもので、社員が業務をするにあたっての行動指針を具体的に書いたものです。クレド/Credoとは、ラテン語で志、約束、信条を表す言葉です。

 

 

わが社のクレドは24項目あったのですが、「約束を守る。」や「悪口を言わない。」などのすごく当たり前の事を入れていました。というのも、社員へ注意する元になるのは、こんな当たり前の事が原因だったりするからです。

 

以前、このブログで社員との会話を弾ませる方法として「グッド&ニュー」を紹介しましたが、このクレドも朝礼で行います。

 

住宅事業は一人では成功できない。コミュ障の私がやっていた事(グッド&ニュー)

 

わが社の部署は、工務と設計、そして管理部があったのですが、休みや業務時間がそれぞれ違ったために、毎日の朝礼は各部が別々に行い、週に一度は、工務と設計が集まる朝礼、そして月に一度は、全員で集まる会議をやっていました。

 

クレドは、週に一度の工務と設計が集まる朝礼で行っていました。まず24項目ある中の一つの項目を順番にピックアップし、その週の担当司会者がその文を声を出して読み、その後社員一人一人が、その事について発表していきます。発表する人は、グッド&ニューの時に使ったクッシュボールを使います。

 

 

クレドノメリット:社員に堂々と注意ができる。

ルールをちゃんと紙に書いて決めて、それを社員全員が何度も目を通しますので、クレドに書かれている項目を自然に覚え、意識付けができます。

 

そして、意識付けができている上で、社員がそれに沿っていない行動を起こしたら、注意をする大義名分ができます。

 

たとえば、わが社には時間にルーズな社員がいました。始業の15分前に来て朝礼を始め、始業と同時に仕事に掛かれるように決めていたのですが、その社員はよくその15分前の朝礼開始時間に遅れてきました。始業時間前なので、正確には遅刻ではないのですが、みんなで決めた「約束」です。ですから、みんなで決めた約束を守れないのは・・・と言う風に注意をします。

 

また、時にはチームワークを重視するという項目もクレドにあったので、それを題材で注意をします。こうして、時間に遅れるという行動に対して、色々な角度から注意をして、本人に気づかせます。

 

クレドのメリット:できていなことを自覚させる

社会人としては、当たり前の内容の事を毎回読んで発表するので、自分がそれにできていないかの確認ができます。

 

私は、整理整頓が非常に苦手で、いつも机の上は書類の山でした。そこで、整理整頓をする。という項目のクレドの題材の後には、机を片付けるという行為をします。

 

こうした、「わかってはいるけど、中々できない。」こういった事って、人は必ず持っていると思います。そうした事をクレドで自覚をさせてもらい、変わる行動をさせるようにします。

 

クレドをする時のポイントは?

これもグッド&ニューに時にも書いたのですが、やはり社員一人一人発表の仕方に差があります。中には適当に発表する人もいます。トップの私が、率先してより具体的に発表し、社員がより詳しく発表してもらうように仕向けます。

 

あと、発表している社員の表情などを観察して、その社員のモチベーション度(やる気度)を見ます。

 

最後は、なんといっても大切な事は、続ける事です。

 

当社で作ったクレドの一部を添付しましたので、もしよかったら参照してください。

クレドのサンプル

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