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住宅事業は一人では成功できない。コミュ障の私がやっていた事(グッド&ニュー)

私   「〇〇君、最近調子はどう?」

〇〇君 「まぁまぁです。・・・・」

私   「そうか。・・・・・・・」

 

「仕事の事以外で社員と一体何を話していいのかわからない!」

 

当時私は、こんな悩みを持っていました。特に若い社員となると共通の趣味もないし、彼女もいなくて、遊んでいない社員だと、話のネタがありません。

あと、しょうーもない質問をして、相手が答えてくれなかったり、バカにされるのが怖くて中々聞き出すことが難しかったです。

そんなコミュ障だった私がやっていたことがあります。それが、「グッド&ニュー」です。

 

グッド&ニューとは?

good and new (グッドアンドニュー)とは、アメリカのピータークライン氏によって、考案された組織の活性化に役立つ方法です。

私がやっていた方法は、毎日、朝礼時に「昨日あった良い事や何かした新しい事や発見した事」を各自が発表していきました。

発表する時には、下の写真のクッシュボールというボールを使っていました。

 

クッシュボール

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それを持つことで手持ちぶたさが解消されるだけでなく、ボールをパスしていくので、何か一体感が生まれます。あと、ボールを持つと「自分の番」という感じがして、発表しなければいけないプレッシャーが生まれます。

グッド&ニューには、以下のメリット、デメリットがあります。

 

気持ちが前向きになる

グッド&ニューで基本話すことは、良かったことやポジティブな意見で、否定的な話をすることは禁止です。自分の口から前向きな意見を出すことで、気持ちを自然に前に向けさす効果があります。

それと、話が終わったら、かならず全員が拍手をします。最初は恥ずかしいですが、慣れると会がしまります。

 

あと、仕事でも「昨日は、〇〇のミスが一度もなかったです。」とか、仕事でのちょっとした良かったことや発見した事を話すことで、その社員の成長も促します。

また、明日のグッド&ニューでこんなことを喋ろうなんて、意識をしながら仕事をすると、必然的に前向きに仕事をとらえることができ、やる気にもつながります。

 

中には、暗い声で「特にありません・・・」と言ってくる社員もいます。それもチャンスです。その社員の気持ちが乗っていない原因が何かを観察します。それは、プライベートな事なのか?仕事や会社の事なのか?人間関係なのか?

 

社員を管理する立場である我々トップにおいて、そのような社員の気持ちを知る事は大変重要です。そんな社員は、会議の途中ではそっとしておいて、後で呼び出したり、「どうした?元気ないけど、大丈夫?」と誰もいない時に声掛けをします。

 

話題づくりになる

「昨日の休みは、〇〇に行きました。」とか「昨日は下の子が誕生日だったので、ケーキを買ってお祝いをしました。」

など、社員のプライベートな事が聞けます。そうすると、社員の趣味や家族の事がよくわかり、その社員と話をする時に、「〇〇って、そんなにおもしろいの?」とかちょっとした話題づくりができます。

 

また、トップの私だと、自慢話にもなりかねない話題でもこの場所だとアリになります。

 

これ以外にも、お客様の会話の時にも、「うちの社員もこの前〇〇に行ったそうですが・・」などと社員のプライベートな情報を知っていると、お客様との話題作りにも使えます。

社員間でもそうですが、お客様とプライベートな事を話すことで、より一層親密になれます。これもメリットになります。

 

マンネリにならないのか?

もちろん、毎日やっていると気分が乗らない時もありますし、発表するネタがまったく思いつかないこともあります。

 

マンネリ化の対処法として、自分と一番離れている社員にボールを投げたり、速い球や高い球を投げることでグッド&ニューに変化をつけます。

 

あと、しいて私がやっていたことは・・・

  • 自分が話す番で、プライベートの事以外にも、仕事で発見した事、嬉しかった事など具体的に話をします。(他の社員にもマネをしてもらいたいので)
  • 社員や職人さん、そしてお客様への感謝の言葉や喜びの言葉を発表する。
  • 発表している相手の目をちゃんと見る(微笑みながら、聞いてますよ的な雰囲気をだす)
  • 携帯や時計を見ない(電話にも絶対にでない)

 

こんな事を意識をしてやっていました。あと・・・

マンネリする事は必然的なことで、悪くない。

とにかくやり続ける。

この2つを徹底していました。

 

 

やり続けることで、それが習慣になり、そしてそれが定着していくと企業文化になります。大げさかもしれませんが、会社って、こうしたちょっとした習慣の集まりが、良い方向に向っていってくれたり、お客様がその会社に頼みたくなるようないい雰囲気の会社になっていくと信じています。

 

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