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中小工務店に優秀な社員はいらない(パート1)

優秀な社員を思い浮かべると…

 

・ やる気を持ち、自ら率先して仕事をバリバリこなす。

・ 目標が高く、常に自分を成長させる事に意識を向ける。

・ 頭がよく物事を良く整理でき、理路整然と話す。

・ 正義感を持ち、まじめで何事も創意工夫をして取り組む。

 

以前、そんな社員を採用したことがありました。

 

A君は、大学を卒業後、大手ハウスメーカーに入社し、縁あってわが社へ設計として中途採用で来ました。27歳でした。

 

最初の一年は、素直で謙虚に仕事に向かっていたA君。

成長も早く、周囲ともうまくやっていました。

 

・・・でも入社から1年くらい経った頃から、A君に悪い兆候が表れはじめました。

 

仕事にも慣れ、周りも仕事ぶりが認められていくと、A君はだんだんと自信を持つようになり、

それが態度や言葉に出始めるようになりました。

 

素直で明るかったA君が、どんどん変わっていくのです。

 

まず初めに起こったのは、モデルハウスの管理責任者とのトラブルでした。

 

モデルハウスの管理責任者は、どちらかというと人間味や協調性を大切にする姉御肌的な存在で、まわりを巻き込みながらみんなで一緒に仕事をしていくタイプの方でした。

 

一方、A君は協調性がないわけではないのですが、役割分担に重きを置き、そして他人の仕事より自分の仕事を最優先させるタイプの人間でした。

 

ですから、A君は、管理責任者からの些細な協力してもうためのお願いに対して、

 

「なんで、俺がこんなことまでしやなあかんの?」

「これは、〇〇さんの仕事やろ!!」と思うようになり、要請を断るようになりました。

 

A君がやっかいなのは自分の仕事については、100%の力でやり遂げていることです。

 

だから、彼の考えや態度に、誰もはっきりと言えることはできませんでした。

 

こうなってやりたい放題になっていくA君は、色んな上司とトラブルになっていきます。

 

パート2へと続く

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